どうもこんにちは。
またしてもミステリーを書いてしまったあぱぱです。
長いお話を最後まで読んでいただきありがとうございます。
前作『傍らの青の一途』を書き上げた時、ミステリーって作るの面白いなぁと思いました。
五万字以上ぐらいになるとそこそこちゃんとプロットを組んでから書く方なので、ミステリーは性分に合っているなとは思ったのです。
しかしちゃんとやろうとすればするほど、本気でスキの無いプロットを組まねばならず(「後でここがんばれ」みたいなふわっとした指示では詰む)、これが面白くはあるものの、ひじょ~~~に大変。
だからもうやらないかなぁ?と思っていました。
杞憂と書いてフラグでした。前作から二年経って、見事にフラグ回収ありがとうございます。
ついでにリンゼルの糖度も前作準拠です。甘すぎぇぇ……。
前回が殺人事件だったので、今回は別の事件の種類がいいかしらと考え、誘拐事件に一瞬目移りしましたが予定通りの盗難事件と相成りました。
そしてインパちゃんごめんね、最初っから闇にまみれたシーカー族を書きたい気持ちいっぱいだったので、とてもかわいそうな目にあう羽目に……。
ブレワイ・ティアキン・厄黙ではシーカー族は結構優しく扱われているなぁと思うのですが、時オカではバッチバチにハイラル王家闇の歴史を背負う存在なので、もし本作でのシーカー族の扱いに違和感を覚えた方がいらっしゃったら時オカのエキスが混ざってるんだな~ぐらいに思っていただければと思います。
以下、こっぱずかしくて言い訳しないと気が済まない固有名詞について
●ボレッセン子爵
アルボレッセンスという多肉植物より
完全に音の雰囲気で取ってきた
●リード・ヤツリ
パピルスの材料カミガヤツリと、そのパピルスに字を書く際に用いられた葦(リード)ペンより。
理由はこのあと。
●サイラン
ニューサイランより。葉が剣状になっているので・安直。
●チガヤ
茅より。花言葉が「子供の守護者」だったので・安直。
●カスイ
スイカさん。
ずっと落第忍者乱太郎の稗田八方斎の奥さんと同じ名前(稗田西瓜さん)を思い出しながら書いてた。
八方斎は婿養子だったと記憶している。
→イーガ団での名前:シチホ
忍者の変装の技術『七方出』より。詳しくはこちら(※外部リンク)をどうぞ。
スッパさんの名前の由来(すっぱ抜く)ゆえに、忍者用語から引用することを踏襲。
●ティント
化粧品には疎いので、原作登場人物とかぶらないこと優先だった。
被っていない…と思いたい。
●ユースラ
ユスラウメより。音の雰囲気で決めた。
●ホルトウ
ホルトソウより。花言葉が「見せかけ」なので、変装されている人物。
以上です
それでは長編では恒例のおまけです。
お時間あるときにお楽しみください。