〇月〇日
恥を忍んでミファーを呼んだ。
もはや普通の手当てでは傷を癒すことはできず、これでは熱に浮かされて死んでしまう。だから彼女の癒しの力に縋った。
ミファーは部屋に入ると驚きにしばし硬直していたけれど、すぐさまリンクの傷を癒してくれた。久方ぶりの穏やかな寝顔を見られた。よかった。
でも私には彼を助けることはできない。それがよく分かった。
〇月〇日
恥を忍んでミファーを呼んだ。
もはや普通の手当てでは傷を癒すことはできず、これでは熱に浮かされて死んでしまう。だから彼女の癒しの力に縋った。
ミファーは部屋に入ると驚きにしばし硬直していたけれど、すぐさまリンクの傷を癒してくれた。久方ぶりの穏やかな寝顔を見られた。よかった。
でも私には彼を助けることはできない。それがよく分かった。